EMC試験ってそもそもなに?その概要について

EMC試験ってそもそもなに?その概要について

まずはEMCというワードを抑えよう

EMC試験を行う前に、まずはEMCが一体どのようなものなのか把握しておく必要があります。そもそもEMCとはElectro-Magnetic Compatibilityの頭文字を取ったものです。日本語に直すと電磁両立性、となります。

電磁両立性って一体なに?

電磁両立性とは電磁波を発生させる装置同士(電子機器など)が互いの電磁波に干渉しないような状態のことを指します。

電磁両立性を具体的に説明すると

電磁波を発生させる装置、というといかにも大袈裟ですが、これは日常生活の中にも溢れています。例えば電子レンジ。これはまさに電磁波を発生させて食べ物などを温めますよね。しかも電子レンジの場合は発生させる電磁波も強力です、使用したせいで他の家電が使えなくなったら不便なことこの上ないです。電子レンジを使用中に他の家電も使えるように電磁波に対して耐性をもたせる必要があります。この電磁波に対して互いに耐性をもった状態のことを電磁両立性、と呼ぶのです。

EMC(電磁両立性)を試験する意味は?

つまりEMC試験とは事前に家電などにどれぐらいの電磁波に対する耐性があるかをチェックする行為を指します。電子機器がどれくらいの電磁波を発生させるのか、その量や質を把握することはメーカーにとっては必須です。なぜなら電磁波は電子機器だけではなく、人体にも影響を及ぼすからです。万が一、製品に問題が生じた場合、その原因や影響を解明することは販売、生産側の義務です。品質を管理し、生活の向上を計るためにもEMC試験は大切な要素です。

EMC試験とは電子機器が妨害電磁波に対して、機能不良などを起こさないかを測定する耐性試験のことです。